この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
婚約した男性と交際していたところ、妊娠した。男性に妊娠を告げたところ、男性と連絡が取れなくなった。
解決への流れ
男性の携帯電話の番号から、男性の住所等を調査し、慰謝料・認知・養育費の調停を申立てた。男性は自分の子であることは認めたが、「自信が無い」などと言い訳し、認知を拒み、慰謝料の減額を求めた。女性側は調停を取り下げた上で、審判を求め、裁判官の協力を得て、男性を説得した。審判で和解となり、婚約破棄の慰謝料230万円及び認知、20歳までの養育費が認められた。
子を妊娠した後の婚約破棄の場合、相手方男性が父親であるならば、強気の交渉をすべきであり、本件では、いわゆる相場よりも高い金額を合意することができた。